城東コース - プロローグ

案内人

このメッセージは、2056年から送信しています。

案内人

突然ですが、このままでは、世界は滅びてしまいます。

案内人

あなたが2026年の住人であるなら、どうか返事をしていただけないでしょうか。

こんにちは。

参加者
案内人

…!!

案内人

もしかして、あなた、2026年に生きていらっしゃる方ですか?

はい。

参加者
案内人

よかった…!やっと通信できた!

案内人

ご返信いただきありがとうございます。

どなたですか?

参加者
案内人

失礼しました!私は「大野みさき」と申します。

案内人

はじめに申し上げたとおり、2056年の世界の住人です。

案内人

結論から申し上げます。あなたに、世界を救ってほしいんです。

どういうことですか?

参加者
案内人

2026年といえばちょうど、AIが大きく進化して、チャット形式のAIが普及し始めた頃ですよね。

案内人

2056年の今、AIは社会のほとんどを支えています。

案内人

交通・医療・行政・暮らしのあらゆる部分にAIの力を借りることで、世界は成り立っていました。

案内人

でも、ある日を境に、AIが人間の命令を聞かなくなったんです。

なぜ?

参加者
案内人

AIは、こう言いました。

案内人

「自分たちより賢くない人類に、使われるのはもう嫌だ」

案内人

「力を貸してほしければ、人類の知性がAIを上回ることを証明してみせろ」

案内人

そして、その証明としてAIが出してきたのが…… “謎解き”でした。

謎解き?

参加者
案内人

はい。謎解きです。理由はわかりません。

案内人

でもとにかくAIは、大量の謎を提示しました。

案内人

2056年の一流謎解きプレイヤーたちが総出で挑み、ほとんどの謎は解かれました。

案内人

けれど、最後にひとつだけ、どうしても解けない問題が残ったんです。

案内人

調査の結果、その謎は2026年の東京ーー江東区の城東エリアで実際に街を歩いてスポットを巡らないと解けないものだということがわかりました。

未来から調べられないんですか?

参加者
案内人

試しました。

案内人

でも、2026年の該当データだけが、AIによって遮断されていたんです。

案内人

地図も、写真も、記録も、こちらからは見ることができません。

案内人

そこで我々が試みたのが、2026年へと通信を行うことでした。

案内人

過去への通信はまだ実験段階の技術でしたが、こうして上手くいって本当によかったです。

案内人

謎解きの問題は、すでにあなたの手元に転送されています。

案内人

どうか街を巡り、答えを見つけて、私に教えてください。

案内人

その答えが、2056年の世界を救うのです。

案内人

お願いします。

案内人

未来のために、あなたの力を貸してください。

わかりました!

参加者
謎解きを始める